時間や場所を問わずにできる副業として、Webライターとブロガーがありますが
✔️どちらも同じ記事を書く仕事だけど、何が違うんだろう?
✔️初めてならWebライターとブロガーどっちが良いだろう?
と思いませんか?
今回は、Webライターとブロガーの違いを徹底比較して、初心者におすすめなのはどちらなのか?
について、ご紹介します。
【徹底比較】Webライターとブロガーの違い12個
Webライターとブロガー、どちらも「インターネット上に記事を書く」ということは全く同じです。
では、何が違うかというと12個の違いがあります。
- 収入源
- 記事の資産性
- 納期
- 即金性
- 費用
- コミュニケーション力
- 作業内容
- ライティングスキルの向上スピード
- SEOの知識
- 記事の自由度
- 肩書き
- 収入の見通し
12個も挙げると「たくさんあって全然違う仕事なのか?」と思われるかもしれません。
ですが、一つ大きな違いを先に挙げるとすれば働き方が違うのです。
Webライターはクライアントから仕事をいただくクライアントワーク。
ブロガーは収入源は主に広告ですが、自社事業と言えます。
収入源
- Webライターの収入源…クライアント
- ブロガーの収入源…広告主・自分の作った商品
Webライターとブロガーでは、収入源が違います。
Webライターは、クライアントに記事という商品を納品してお金を得るのに対して、ブログの収入源は主に広告や、自分の商品がある場合はそれが売れた時に初めて収益になります。
記事の資産性
- Webライター…記事の資産性はない
- ブロガー…記事の資産性がある
Webライターは記事をクライアントに販売するので、記事の持ち主はクライアントになります。自分の資産にはなりません。(仕事の実績「ポートフォリオ」にはなります)
一方ブロガーは、自分で運営しているブログに記事を掲載するので、記事は自分の資産になります。
では、「記事の資産性」は何かというと…?
記事の資産性を深堀りすると、「自分が働かなくてもブログ記事がネット上で24時間、勝手に稼いでくれるようになる」ということです。
つまりブログは資産である記事が勝手に稼いでくれる「不労所得」の要素があり、Webライターは「労働所得」という大きな違いが見えてきます。
納期
- Webライター…納期が決まっている
- ブロガー…納期はない
Webライターは納期が決まっています。
納期があると納期に追われて私生活にも支障をきたしてしまうこともあります。
ですが、納期を守って仕事をこなすことで、クライアントとの信頼関係が生まれ仕事が増えたり、執筆スピードが上がるなど成長に繋がります。
一方ブロガーに納期はありません。
納期がないので焦ることなく自由にできる一方、自分の気持ち次第というか、やる気次第になるので、ダラダラして書けないという事態に陥りやすいのです。
ブロガーの仕事は全て「自分との約束」になり、他に仕事が入ってきたりすると、そちらを優先してしまいがちです。自分との約束をきっちり守ることを癖づけることが肝心要なのです。
即金性
- Webライター…即金性が高い(※きちんとしたクライアントなら)
- ブロガー…即金性が低い
Webライターは記事を商品として納品する対価として、お金をいただくので即金性が高いです。しかし中にはきちんと支払いをしない怪しい会社もあるので、最初はクラウドソーシングに登録されている会社から仕事をもらうようにしましょう。
ブロガーは記事をアップして商品やサービスの成約があった時に初めて売上が発生します。ですので、記事を書いてからお金が発生するまでに時間がかかる、または全く発生しないこともあるのです。
働いた分の対価があるのがライター、働いた分の対価を見込めないのがブロガーです。
費用
- Webライター…なし
- ブロガー…月1,000円〜
Webライターは記事を書くだけの仕事なので、パソコンとインターネット環境さえあれば、費用は0です。
ブロガーは、ブログドメイン代(年1回かかる)サーバー代が月1,000円程度かかります。
コミュニケーション力
- Webライター…かなり重要
- ブロガー…ほぼいらない
Webライターはクライアントワークなので、コミュニケーション力がかなり重要です。
記事のクオリティももちろん大事なのですが、それと同じくらい、連絡のやり取りが丁寧、速いなどコミュニケーション力の高い人が好まれます。
また仕事を受注する際も、最初は応募する形になるので多少の営業力も必要になります。
一方ブロガーは、コメントや記事依頼など来ない限り、基本は誰ともコミュニケーションを取りません。
私は社会人っぽい常識あるメールやコミュニケーションが苦手だったので、ブログはとても向いてました笑
作業内容
- Webライター…記事執筆
- ブロガー…Webサイト運営の全て
Webライターの仕事は基本的に記事執筆のみです。依頼されたお題やキーワードを元に記事を書きます。
一方ブロガーの作業内容は多岐に渡ります。
ドメイン取得、ワードプレスの立ち上げ、キーワード選定、競合リサーチ、記事執筆、記事の修正、ブログデザインをいじる、などなど…
ですので、一人で運営しているとたくさんの作業をこなす必要はありますが、言い換えるとブロガーは色んなスキルが手に入ります。
ライティングスキルの向上スピード
- Webライター…速い
- ブロガー…人による
Webライターとブロガーで、ライティングスキルの向上スピードが違う理由は、Webライターはフィードバックがあるけれどブロガーはフィードバックがないからです。
Webライターの場合、書いた記事をそのまま使ってもらえることはほぼありません。
修正依頼が来ることもありますし、書いた記事を編集されて全然違う内容になることもあります。
しかし、プロが自分の記事を編集してくれるというのは、仕事しながら記事添削を受けているのと同じです。
修正依頼は大変ですし、自分が書いた記事を原型をとどめないくらいに編集されることは悲しいですが、確実にライティングスキルはアップします。
一方ブロガーは誰からもフィードバックを受けません。
文句を言われることはないけれど、これで良かったのか?正解が全く分からないのです。
ライティングスキルを向上させようと思ったら、独学で必死に学ぶしかありません。
SEOの知識
- Webライター…SEOの知識はあった方が良いが必須ではない
- ブロガー…SEOの知識が必須
Webライターの場合、SEOの知識があった方が仕事が取れる幅は広くなりますが、必須ではありません。
というのもクライアントによってSEOを意識した記事を書いて欲しいか、SEOなんて気にせず書き手の「味」のある記事を求めているか違うからです。
ですが、Webライター希望の方もSEOを勉強することは大切だと私は思います。それは、SEOの知識が深まると、ユーザーニーズに沿った、読みやすい「ズレ」のない記事が書けるようになるからです。
一方、ブロガーはSEOの知識をつけなければ稼ぐことはほぼ不可能です。
ブログは、記事を検索上位に表示させて、たくさんの人に読んでもらわなければ売上に繋がらないからです。
記事の自由度
- Webライター…自由度が低い
- ブロガー…自由度が高い
Webライターはクライアントから依頼されたお題でキーワードで書くので、自由度が低いです。
一方ブロガーは自分のブログに記事を載せるので何を書いてもOKです。
肩書き
- Webライター…Webライター、ライター
- ブロガー…???
名刺などに肩書きを書く時に、Webライターなら一般的に知名度の高い名称「ライター」と名乗れますが、ブロガーの場合肩書きを決めるのがとても難しいのです。
肩書き「ブロガー」だと趣味でブログを書いてる人と思われがちです。
なので「Webサイト運営業」や「Webマーケター」などそれっぽい名前を付けるしかないのですが、内容を突っ込まれると困るのです。
私は専業ブロガーになった時、「何の仕事をしてるの?」と質問されて毎回困ってました。ライターの仕事もするようになってからは堂々と「ライターです」と名乗っています笑
収入の見通し
- Webライター…大体の見通しがつく
- ブロガー…見通しがつかない
Webライターはコンスタントに仕事を発注してくれるクライアントが見つかれば、毎月の収入の見通しがつきます。
一方ブロガーは商品やサービスが売れないと売上にならないので毎月収入が上下しますし、見通しがつきません。
どちらも安定してる仕事ではないけれど、ブロガーは特に収入の見通しがつきません。
Webライターとブロガー初心者にはどちらがおすすめ?
副業でやるならWebライターとブロガーどっちが良い?
というと、ブログから始めてWebライターの仕事もするのがおすすめです。
両方やるのです!!
なぜ両方やるか?
というと、ブログで収益を上げて仕事として成り立たせるまでには時間がかかるからです。
ブログで収益が発生しない期間を、Webライターの仕事で補いつつ、ライティング力も向上させます。
だったらブロガーではなくWebライターだけで良いじゃないか!
と思われるかもしれませんが、全く今まで記事を書いたことのない初心者に、クライアントが仕事を発注するか?
というと…したくないですよね。
初心者でも出来るようなライティング案件は超低単価のものが多く、それをこなしても仕事として成立しません。
しかし、ブログを運営していれば、「自分はこんな記事を書いてます」と見せる資料になり、仕事が取りやすくなるのです。
また、先ほども書きましたが、ライターは「労働所得」であるのに対し、ブログの醍醐味は「不労所得」にあります。
ブログが成長して稼げるようになるまでは時間がかかるけれど、稼げるようになればあとはある程度放置していても勝手に収入が入ってくるようになります。
だから、Webライターだけではもったいないのです!!
ちなみに当ブログはなやんはブログ →ライターの流れです
私、はなやんはブロガーとして活動していますが、ちょこちょこ記事執筆依頼があり、ライターとしても活動しています。
某大手主婦雑誌のライターとしても毎月記事を書かせてもらっています。
(全くSEOを気にせず好きなように書いてます)
こちらから営業するのではなく、依頼があれば書くスタイルなので文字単価も高く(3円以上)良い条件で仕事させてもらえます。
このように、ブログを運営していると、ライターとしての仕事も舞い込みやすくなる上、そういう仕事は条件がとても良い場合が多いのです。
まとめ:Webライターもブロガーもどっちもやろう!
Webライターとブロガーは、同じ記事を書く仕事ではあるけれど、比較すると違いが多々あります。
しかし、両方やることでWebライターの良いところ、ブロガーの良いところの両方を得ることができ、仕事としても安定します。
大変なことではありますが、ブログとライターを両方やってみて、自分に合う方を最終的に選びましょう。
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